うつ病について
うつ病とは
「やる気が出ない」「食べられない」「眠れない」「今まで楽しかった趣味などが楽しめない」、「涙が溢れてくる」「今まで気にならなかったことをいろいろと心配して落ち着かない」といった体の症状や気分の落ち込み(抑うつ状態)が長期間に渡って続き、生活に大きな苦痛と支障をきたします。
うつ病の発症には、生活上のストレス(環境要因)や、その人の性格、脳内にある神経伝達物質の乱れなど様々な要因が絡み合っていると考えられています。
うつ病の患者数は近年、増加の一途をたどっており、厚生労働省の報告では1999年には44.1万人でしたが、2011年には95万人以上にのぼると報告されています。
患者数から考えても、うつ病は特別な病気ではなく、誰もがかかりうる、ごく身近な病気なのです。
精神症状、身体症状
気持ちの症状
- 「気分が重い」
- 「気持ちが沈む」
- 「もの悲しい」
- 「細かいことが気になり不安で安らげない」
- 「イライラする」
- 「やる気が出ない」
- 「集中できない」
- 「好きなこともやりたくなくなる、楽しくなくなる」
- 「悪いことをしたように感じて自分を責めてしまう」
- 「物事を悪い方へ考える」
- 「死にたくなる」
体の症状
- 「眠れない」
- 「食欲低下」
- 「ダルい」
- 「疲れやすい」
- 「性欲がなくなった」
- 「頭痛がひどくなった」
- 「肩凝りがひどくなった」
- 「動悸」
- 「胃腸の不快感」
- 「便秘」
- 「めまい」
- 「ノドに何か詰まった感じ」
- 「口渇」
周囲の人が気付きやすい症状
- 「表情が暗い」
- 「涙もろい」
- 「反応が鈍い」
- 「落ち着かない」
- 「酒量が増加した」
治療について
当院では、カウンセリングや投薬による治療を行っています。
症状や要因についてお話を伺い、それぞれの方にあった治療を最優先いたします。